アトピー性皮膚炎とは
体にかゆみや発疹が出た時にまず最初に行くのが皮膚科か総合病院でしょう。そこでアトピー性皮膚炎と診断を受けると多くが「ステロイド系外用薬(ぬり薬)」を処方され、このぬり薬を患部に大量に塗ることになります。
緊急の場合はこのぬり薬もやむを得ないと思いますが、薬の場合必ず副作用がありますから長期・常用はおすすめできません。
特にステロイドに関する副作用は昨今では周知されるようになったので、危険だなぁ、と考える方も多いのではないでしょうか。
このぬり薬も一時的に症状を抑えているだけであって治しているわけではないのです。
ただ、症状が出る→ステロイドを塗る、を繰り返していると体内で自然に作られるステロイドが減っていきます。結果、薬をやめることができなくなってしまうのです。
ぬり薬と一生付き合っていくのならそれも選択肢の一つだとは思います。
しかしながら私たちカイロプラクターはそうは考えていません。
ぬり薬のない改善が可能だからです。
まず気にしていただきたいと一般的に言われていることを列挙していきます。
アトピー性皮膚炎を発症している時、体内には「IgE抗体」が増加しています。
この抗体が増加=体内で何らかのアレルギー反応が起こっていることを示しています。
要因として「空気」・「水」・「食べ物」が一般的にはよく上げられます。
空気が原因の時は、空気中のダニや花粉、汚染物質が要因と言われています。
→空気清浄機等を使って部屋の空気をきれいにしてみましょう。
水が原因の時は水道水内の塩素が要因と言われています。
→塩素がないように工夫してみましょう。
食べ物が原因の時は農薬の使われた野菜や抗生物質を投与された肉が要因と言われています。
→食事の原材料に気を使ってみましょう
ただこれら3点に気を使っても症状が緩和されないことも多いです。
ここで私たちの出番となります。
私たちカイロプラクターは次の2点に注目して施術を進めていきます。
①アトピー性皮膚炎の患者様の多くは(経験上)低体温になっています。
ここから考えてみてもアトピー性皮膚炎(を含めアレルギー)の患者様の大きな原因は血行不良ということが言えます。
アトピー性皮膚炎の場合皮膚への血行の循環を良くしないといけないと考えます。
この血行は筋肉の硬さが影響しています。
血行が良くないと血行を促すために、血管を太くする成分(ヒスタミン)と血管の浸透圧を高める成分(ロイコトレイン)が多く分泌されます。
ほとんどのアレルギーはヒスタミンの過剰分泌によって生じますので、これを抑えていくことが大事になっていきます。
そこで硬くなって冷たくなった筋肉を緩めて血行を促すことによってアトピー性皮膚炎の発症を改善していくことが可能になっていきます。
②アトピー性皮膚炎の患者様の多くは(経験上)立位で右肩下がりになっているなどお体のバランスが多いに崩れていることが多いです。
お体のバランスの崩れがリンパなどを圧迫し、体内循環を著しく低下させています。
このバランスをとっていくことにより改善へ、更に前進させていきます。
施術対象も乳幼児から成人と幅広く対応しております。
ただ、乳幼児の方が改善までの時間は短いことが多く、成人だと(特にステロイド系ぬり薬を長期使用している場合)患者様にもよりますが、週1回のペースで1年から2年かかる場合も見受けられます。
この期間、長く感じるかもしれませんが、ステロイド系ぬり薬なしの生活を考えれば頑張れる、という方が多いのも特徴的です。
それくらいアトピー性皮膚炎は色々な面で大変なのでしょう。
ステロイド系ぬり薬から解放されたいあなた、ぜひお声かけください。
二人三脚で改善を目指していこうではありませんか。