顎関節症とは
①急に口が開かなくなったり、②口を開け閉めするときに音がする、③口を開けるたびに顎が痛む、といった経験、ありませんか。最近多くなってきた顎関節症の症状がこれに当たります。
現在2人に1人がこの症状になったことがあると言われていますが、発症しても知らないうちに治ってしまったという人が8割になるといった、いわば「放ったらかしにしてたらなんとなくよくなる」イメージが強い症状でもあります。
しかし、残りの2割弱は症状が治まらなかったり、徐々に悪化していく傾向にある、実はしっかり改善しないと日常生活に大きな支障が出てしまう症状でもあります。
顎関節症には様々原因があると言われていますが、私たちが注目するのは顎周りの筋肉(特に側頭筋と咬筋)の緊張です。
①まず筋肉が緊張すると硬くなり縮む力が働くので、口が開けづらくなります。
②次に筋肉が緊張すると硬くなり縮む力が働くので、その筋肉がくっついている骨を引っ張るようになります。
簡単に言うと、骨がずれます。下顎の骨と上顎の骨にある空間が、この2つの筋肉が硬くなると狭くなり、骨がこすれることにより音が鳴るようになります。
③さらに筋肉が緊張すると硬くなると、血管が押され、乳酸がたまり、酸素不足からのブラジキニン(痛み物質の名前)等の発生により痛みが出てきます。
いずれにせよ、大きな原因としてあげられる筋肉の緊張、これを解除していくことがとても大事になっていきます。
当院ではここに注目して筋肉の緊張を解くことにより、顎関節症の症状改善をおこなっていきます。
頻繁になるけれど放ったらかしにしてたら良くなったを繰り返しているあなた、気を付けてください。2割弱の方に足を踏みいれている可能性があります。
原因からしっかり取り除いて再発しないようにしていきましょう。私たちはそのお手伝いができます!