休養って大事
今年の桜は約2週間遅れでしたね。珍しく入学式に桜、という風景が見られたのではないのでしょうか。例年は卒業式に桜、でしたからね。
先々月に引き続き、先月初旬も、結局体調が戻りきらず1週間ほど皆様にはご迷惑やご心配をおかけしてしまいました。
ずっと基本週一でお休み、って体制でやってきましたが、来年あたりには少し見直さないとならないのかぁ、って思いながらも、4月後半はいつもの感じで動けていましたので、この件は保留にしまして、しっかりと頑張って行きたいと思います。今月からまたよろしくお願いいたします。
さて、先月は『選択肢を減らす』ってことが大事ですよ~、なんてところでお話が終わりましたが、今月は「休養」について。
その前にまずは疲労と疲労感の違いについて。
これって勘違いしちゃうんですけれども、疲労は細胞が酸化して自律神経のバランスが崩れて動きがイマイチな状態。なので疲労は単純に動きの低下。
これに対して疲労感は疲れているって自覚する感覚のこと。なのでこの「疲労」と「疲労感」な似て非なるものなんです。
特に気持ちだけで頑張ってしまうタイプの人は気が付かないうちにどんどん疲労してしまい、結果ダウンしてしまうことも多いです。
疲れの感覚が出たら『しっかり休む。』これがとっても大事です。
で、疲労する時って、いっぱい運動したりした結果、って事も多いのですが、確かに、私も皆さんによく「動きましょう!」ってお話はしていますが、これは適度な、って枕詞が付きます。
動けば、ってことで猛烈に追い込んでしまうと故障にはなりますし、ならないとしても、バーンアウト=燃え尽き症候群になってしまいます。
こうなると回復はすぐにはできなくなってしまうので、そうなる前に必ず回復期を作ってあげましょう。
じゃあその回復期に当たる『休養』ですけれど、まずは3つに、その下に7つというように分けられます。
生理的、心理的、社会的という大きな3つの休養。その下に休息・運動・栄養(生理的)、親交・娯楽・想像(心理的)、転換(社会的)の7つに分けられます。
生理的休養にはパッシブレストとアクティブレスト、いい食事がありますが、アクティブレストが出来ていない方が結構多いです。
お休みになると家でのんびり、気が付いたらもう夜、ってタイプですね。こんな方はパッシブばかりで体が動くことを忘れてしまうので意外と回復しません。
アクティブレスト、おすすめですよ。
一方心理的休養で多いのが娯楽型。趣味や推し活ってところ重視で、人や社会自然とのふれあいの親交型とは反対の位置におります。
想像型の何か作り出すって動きも結構大事なので、これも取り入れていただきたいところです。
社会的休養は旅行とか買い物、外食などいつもの自分と違う環境に自分を置く休養方法。これもおすすめです。
いつも疲れている人にとって、休養の取り方はとっても必要なスキルです。
この7つをうまく使い分けてください。
※うまく使えると良いなぁ、ってこの業界にいるといつも思います(3・4月はこれがうまく出来ていなかったようです、反省反省)。