血糖値スパイク
10月は例年にないくらい暑かったですね。気温もそうですが、結構湿度が高い日が多くスッキリとした秋晴れって言葉がもう過去のものになってしまったのか、と思わせるくらいの変な天気でしたね。
そんなこともあり自律神経系のトラブルや腰痛が比較的多かった一ヶ月でした。
今月は紅葉も進んで秋がなく一気に冬模様になってくるのか、毎日の天候は気にしていきたいですね。
で、血糖値スパイクなんですが、この言葉はよく知らなくても『低GI』とか『GI値』なんて言葉は結構目にすることが多くなったのではないでしょうか。
食事の時に糖質を含むものを食べると血糖値が上がることはよく知られております。血糖値が上がると血統を細胞に取り込むためにインスリンっていうホルモンが出てきます。で、このインスリンが筋肉等の細胞に血糖を持っていくと役目を終え血糖値は正常の値に戻ります。これが血糖値の基本。
でも、吸収の良い糖質を一気に摂りすぎると、インスリンが出すぎて血糖値が急激に上がって又急激に落ちます。この血糖値のジェットコースターが今回お話している『血糖値スパイク』なんです、ハイ。
血糖値スパイクが起こると急激な低血糖がまず起きて、疲労感やイライラ、眠気が現れます。また血糖値スパイクが起こるたびに血管内部は糖化と酸化が進み、血管自体がボロボロになっていきます。
なのでこれを防ぐのが『低GI』食品なんです。
結構前に「野菜から食べるのがいい!」って言われていました(べジファースト)が、食物繊維から摂るとこの血糖値上昇が緩やかにできるから、なんですね。
日本人は白米大好き民族なので、白米が主食の人が多いですが、これのGI値は84。結構高いです。低いといわれている春雨が32。ただ毎日春雨ってわけにもいきませんので(私は)主食は玄米にしています。
玄米のGI値は56。おかゆにしたら47。まだ春雨には程遠いですが、入手のしやすさや料理のしやすさから見たら、まぁ妥当なところかなって思って10年以上ここに落ち着いています。
で、今回の締め。
玄米おススメですよ。。